ごきげんよう。With-Time、運営者の「桐生」です。
憧れのロレックスが30万円台や50万円台で見つかるアンティーク市場。
「現行モデルはあんなに高いのに、ロレックスのアンティークはなぜ安いのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。
価格が安いと「もしかして偽物ではないか」「すぐに壊れて修理代が高くつくのではないか」といった不安や、中古市場での評判、そして実際の寿命や買取相場が気になってしまうのも無理はありません。
実はこの価格差には、単なる古さだけではない明確な理由が存在します。
チェックリスト
- アンティークモデル特有の価格形成の仕組み
- 購入後の維持費や修理に関するリスク
- 初心者でも失敗しない個体選びのポイント
- 後悔しないための信頼できる専門店の見極め方
ロレックスのアンティークはなぜ安いのか徹底解説

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「世界のロレックスがなぜこんなに安く買えるの?」という素朴な疑問。
実はこれ、単純に需要と供給だけで説明できる話ではないんです。
製造当時の時代背景や、現代の時計とは全く異なる「実用品」としての立ち位置が大きく関係しています。
まずは、その構造的な理由を紐解いていきましょう。
1960年代の生産背景と価格への影響
私たちが普段目にする現行のロレックスは、富裕層向けの「ラグジュアリーな資産」として完全に確立されていますが、時計の歴史を振り返ると、1960年代から1980年代にかけてのロレックスは、もっと身近な存在でした。
当時はまだクォーツショック(1970年代)の影響を受ける前、あるいはその過渡期であり、機械式時計は特別な宝飾品というよりも、ビジネスマンや専門職のための「高精度な実用時計(ツールウォッチ)」というポジションだったのです。
インプットした情報や当時の資料を紐解くと、当時の定価設定は現代の感覚からすると驚くほど良心的だったことがわかります。
例えば、1970年代の「デイトジャスト」や「サブマリーナー」の定価は、当時の大卒初任給の数ヶ月分程度。
もちろん決して安い買い物ではありませんでしたが、現代のように「年収の半分」もするような高嶺の花ではなく、真面目に働いてボーナスを貯めれば十分に手が届く価格帯で販売されていたのです。
また、この時代は世界的な経済成長に伴い、大量生産・大量消費が加速していた時代でもあります。
ロレックスも例外ではなく、特に手巻きのスタンダードモデルである「Ref.6694(オイスターデイト)」などは、世界中で膨大な数が販売されました。
この「市場に流通している個体数の多さ」が、現代の中古市場における価格形成に決定的な影響を与えています。

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ココがポイント
中古市場の価格は、基本的に「需要と供給」で決まります。
現行のデイトナのように供給が極端に少ないモデルは価格が高騰しますが、アンティークのスタンダードモデルは、かつて大量に生産・供給されたため、希少性が生まれにくいのです。
また、発売当時の定価が安かったモデルは、心理的な価格のアンカー(基準)が低く設定されやすく、爆発的なプレミアがつかない限り、相場が抑制される傾向にあります。
つまり、現在の「安さ」は、ブランドの価値が落ちたからではなく、製造当時の「実用時計としての適正な供給量と価格」が、現代の市場にも反映されている結果だと言えるでしょう。
「古いから価値がない」のではなく、「当時、多くの人に愛用された実用時計だったからこそ、今も手が届く価格で残っている」と考えるのが正解です。
ヴィンテージが安い理由と機能の制約
「ヴィンテージは安いからお得!」と価格だけで飛びつく前に、現代の時計との決定的な「機能差」を理解しておく必要があります。
私たちは普段、スマートフォンや最新のスマートウォッチ、あるいは現行の自動巻き時計の便利さに慣れきっていますが、40年以上前のアンティークロレックスには、そうした「当たり前の機能」が欠落していることが多いのです。
この「不便さ」こそが、価格を押し下げている大きな要因の一つです。
最も顕著なのが「日付の早送り機能(クイックチェンジ)」の有無でしょう。
現代の時計なら、リューズを一段引いて回せば日付だけをカチカチと進められますが、1970年代以前の多くのキャリバー(特にCal.1225や初期のCal.1570など)には、この機能が搭載されていません。
では、どうやって日付を合わせるのか?
答えは非常にアナログです。
時針(短針)をぐるぐると回して、24時間分進めることでようやく日付が1日変わります。
もし久しぶりに時計を取り出して、日付が「15日」ずれていたとしたら、時針を何十周も回し続けなければなりません。
私が以前所有していたRef.6694もこのタイプでしたが、忙しい朝にこの作業をするのは正直言って苦痛でしたし、指が痛くなることもありました。

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さらに、エントリーモデルとして人気の「オイスターデイト」などは「手巻き式」です。
自動巻き(パーペチュアル)ではないため、毎日決まった時間にリューズを巻いてゼンマイを巻き上げないと、時計は止まってしまいます。
これを「時計との対話」として楽しめる愛好家なら問題ありませんが、実用性を重視するユーザーにとっては「単なる面倒な作業」でしかありません。
注意点
この「手巻きの手間」や「日付合わせの煩雑さ」に疲れてしまい、せっかく安く購入してもすぐに手放してしまう人が後を絶ちません。
現代のユーザーにとって、この機能的制約は想像以上のストレスになり得ます。
市場価格が安いのは、こうした「現代の実用基準を満たしていない」という評価が、如実に反映されているからなのです。
オイスターケースの防水性と耐久性
ロレックスの代名詞といえば、世界初の完全防水ケースとして名を馳せた「オイスターケース」です。
「ロレックス=頑丈で水に強い」というイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、ことアンティークに関しては、その神話を信じて扱うのは致命的なミスにつながります。
40年から50年という長い歳月を経た時計は、経年劣化によって防水性能が著しく低下、あるいは完全に喪失していると考えるべきです。
ゴム製のパッキンを新品に交換すれば大丈夫だと思われがちですが、問題はもっと深刻な「金属部分」にあります。
ステンレススチールであっても、長年の使用によってケースと裏蓋の接地面、あるいはリューズのねじ込みチューブ部分に「腐食(虫食いのような微細な穴)」や「変形」が生じていることが珍しくありません。
こうなると、いくらパッキンを交換しても、ミクロの隙間から湿気が侵入してしまいます。
現行のロレックスであれば、着用したままシャワーを浴びたり、海に潜ったりしてもびくともしませんが、アンティークロレックスの場合は「手洗いの水しぶき」や「夏場の汗」、「雨の日の湿気」だけでもアウトです。
もし内部に水分が入り込むとどうなるか。
文字盤が湿気を吸ってシミができたり、夜光塗料がカビたり、最悪の場合はムーブメント(機械内部)が赤錆だらけになり、修理不能または数十万円の修理費がかかる大惨事になります。
実際、アンティークショップでは「非防水」として販売されるのが常識です。

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現行品のように、何も気にせずガシガシ使えるタフさは、アンティークにはありません。
「雨の日は着けない」「夏場は外す」といったデリケートな扱いが求められるため、日常使いの時計としての汎用性は低くなります。
この「水に弱い」という実用上の脆弱性は、特に湿度の高い日本において大きなデメリットとなり、相場を押し下げる要因となっています。
メンズやレディースのサイズ感の壁
時計のデザインやサイズ感には「流行」がありますが、アンティークロレックスのサイズ感は、現代のトレンドとは大きく乖離しています。
これが、特定の層からの需要を遠ざけ、価格を安く留めている一因です。
2000年代以降、時計業界では「デカ厚」ブームが到来し、メンズウォッチの標準サイズは40mm〜44mmへと大型化しました。
現行のサブマリーナーも41mmですし、40mm以下の時計は「小さい」と感じるユーザーが増えています。
そんな中、アンティーク市場で最も流通量の多い「オイスターデイト(Ref.6694)」や「エアキング(Ref.5500)」、「オイスターパーペチュアル(Ref.1002)」などのケース径は、伝統的な「34mm」です。
この34mmというサイズは、現代の感覚では「ボーイズサイズ」、あるいは女性が着ける「大きめのレディースサイズ」として認識されることが多くなっています。
実際、手首の太い男性が着用すると、時計が小ぶりに見えすぎてしまい、「迫力がない」「高級時計としての押し出しが弱い」と感じられることがあります。
ステータスシンボルとしてロレックスを求める層にとって、一目でロレックスと分かるボリューム感がないことは、購入を見送る理由になります。
豆知識
しかし、これはあくまでトレンドの話です。
実は、日本人の平均的な手首周り(16cm〜17cm)には、34mm〜36mmのケースが最も美しく収まると言われています。
シャツの袖口にもスムーズに収まり、悪目立ちしない上品さがあります。
最近では「クラシック回帰」の流れもあり、あえて小ぶりな時計を選ぶ洒落者も増えていますが、まだまだマニアックな需要に留まっているのが現状です。
逆に言えば、サイズさえ気にならなければ、ロレックスの伝統的なデザインを格安で手に入れる絶好の穴場とも言えます。
正規修理受付終了の深刻なリスク
アンティークロレックスの購入を躊躇させる最大の壁、そして価格が安くなる決定的な理由が「メンテナンスの不安」です。
機械式時計は数年に一度のオーバーホールが必要ですが、メーカーであるロレックスが、いつまでも修理を受け付けてくれるわけではないのです。
ロレックスでは、製造終了モデルの部品保有期間について、一般的に「製造終了から約25年〜30年」を目安としています。
この期間を過ぎ、部品の在庫がなくなったモデルについては、正規サービスセンターでの修理受付が順次終了していきます。
(出典:ロレックス公式サイト『アフターサービス』)
現在市場で安く売られている1960年代〜70年代のモデルは、まさにこの「修理受付終了」の対象、あるいはその瀬戸際にあります。
例えば、手巻きモデルの傑作「Cal.1225」を搭載したRef.6694などは、日本ロレックスでの部品在庫が枯渇しつつあり、正規メンテナンスを受けることが非常に困難になっています。
また、自動巻きの「Cal.1570」搭載モデルであっても、内部パーツの在庫はあっても、外装パーツ(ケースや文字盤、針)の交換が必要になった場合、在庫がなく修理を断られるケースが増えています。

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| ムーブメント | 搭載モデル例 | 修理状況の目安 |
|---|---|---|
| Cal.1225 | Ref.6694 (オイスターデイト) | 部品在庫枯渇により、正規受付終了のリスクが極めて高い。民間修理必須。 |
| Cal.1570 | Ref.1601 (デイトジャスト) | 条件付き受付。内部部品はある程度残っているが、外装交換が必要な場合は拒否される可能性あり。 |
| Cal.1520 | Ref.5500 (エアキング) | 正規メンテナンスはほぼ不可能。民間の技術力に依存することになる。 |
「メーカーで直せない時計」というのは、資産価値の観点からは大きなマイナスです。
将来的に壊れたとき、修理できずにただの「鉄屑」になってしまうリスクがあるからです。
そのため、正規サポートが切れたモデルは、そのリスク分だけ価格が割り引かれて取引されるのが市場の原理です。
ロレックスのアンティークがなぜ安いか購入前に確認
ここまでの解説で、安さにはそれ相応の「不便さ」や「リスク」という裏付けがあることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、それでもなお、経年変化したトリチウム夜光の風合いや、プラスチック風防の温かみには代えがたい魅力があります。
ここからは、リスクを最小限に抑え、「安物買いの銭失い」にならないための具体的なチェックポイントを解説していきます。
危険な偽物の見分け方と改造品
アンティーク市場は、残念ながら「魔境」とも呼べる側面を持っています。
特に注意が必要なのが、真っ赤な偽物(スーパーコピー)だけでなく、「リダン(書き換え)」や「フランケンウォッチ(ニコイチ)」と呼ばれる改造品の存在です。
まず「リダンダイヤル」について。
これは、経年劣化で汚れたり錆びたりした文字盤を、業者が上から塗料を塗り直して綺麗に見せかけたものです。
パッと見は新品同様に美しく、素人目には「状態の良い極上品」に見えてしまいます。
しかし、ロレックスの世界では、オリジナル性が失われたリダン品は評価が著しく下がります。
資産価値はほぼゼロに近くなり、日本ロレックスでのメンテナンスも「改造品」とみなされて一切受け付けてもらえなくなります。
次に「フランケンウォッチ」。
これは、例えばRef.5500のケースに、別の壊れた時計から取り出したムーブメントを無理やり詰め込み、さらに社外製の文字盤を合わせたような、継ぎ接ぎだらけの個体です。
ネットオークションやフリマアプリで「激安」で出品されている個体によく見られます。

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偽物や改造品を見分けるためのチェックポイントとして、以下のような視点を持つことが重要です。
- 文字盤のフォント(書体): ロレックスの印字は非常に精緻です。リダン品は、文字が太すぎたり、インクが滲んでいたり、「ROLEX」の王冠マークの形状がいびつだったりすることが多いです。
- 夜光塗料の整合性: 文字盤の下部に「T SWISS T」とあれば、夜光はトリチウムが使われているはずです。しかし、ここに現代のルミノバ(光を当てると強く光る)が使われていたり、逆に夜光が全く光らなかったりと、表記と実態が一致しない場合はリダンの可能性が高いです。
- 年代の整合性: ケースのシリアルナンバーから推測される製造年と、ブレスレットのクラスプコード(製造年刻印)、そして文字盤の仕様が、時代的に一致しているかを確認します。ここがチグハグな個体は、寄せ集めの可能性があります。
とはいえ、最近のリダン技術は巧妙化しており、プロの鑑定士でもルーペを使ってようやく判別できるレベルのものもあります。
初心者が写真だけで判断するのは、極めて危険だと言わざるを得ません。
初心者にもおすすめのモデル解説
数多くのリスクがある中で、初心者が最初に手にするならどのモデルが良いのでしょうか。
私が自信を持っておすすめするのは、やはり「オイスターデイト Ref.6694」です。
「さっき手巻きは面倒だと言ったばかりじゃないか」と思われるかもしれません。
確かに、オイスターデイト Ref.6694は機能的に不便です。
しかし、あえて私が初心者の最初の一本としてこのモデルを激推しするのには、その不便さを補って余りある「構造的なメリット」があるからです。
私が自信を持っておすすめする理由は、「構造がシンプルだからこそ、壊れにくく直しやすい」という点に尽きます。
Ref.6694は手巻きモデルであるため、自動巻きに必要なローター(回転錘)や複雑な切替車といった部品が存在しません。
部品点数が少ないということは、それだけ物理的に故障する箇所が少ないことを意味します。
これは、維持費を抑えたい初心者にとって、実は最強のメリットなのです。

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搭載されている「Cal.1225」というムーブメントは、時計技師の間でも「戦車のように丈夫」と評されるほどタフな設計です。
構造が単純なおかげで、万が一メーカーのサポートが完全に終了しても、技術のある民間の時計修理店であれば問題なくオーバーホールが可能です。
つまり、「機能的な不便さ」を受け入れることで、「修理難民になるリスク」を回避できるのです。
さらに、流通量が圧倒的に多いため、多くのお店で実物を見比べることができます。
「文字盤の焼け具合」や「ケースの研磨状態」など、自分の好みに合った個体を選べる選択肢の広さも、失敗したくない初心者には嬉しいポイントです。

こちらは自動巻きの名機Cal.1570を搭載しており、ロレックスらしいフルーテッドベゼル(ギザギザのベゼル)が特徴です。
ホワイトゴールドやイエローゴールドを使ったコンビモデルも多く、アンティークらしい豪華さと色気を楽しめます。
ただし、自動巻き機構の分、部品数が多くなるため、Ref.6694に比べるとメンテナンス費用や故障リスクは少し高くなる点は覚えておいてください。
信頼できる専門店で購入すべき理由
アンティークロレックスの購入において、勝敗の9割は「店選び」で決まると言っても過言ではありません。
「どこで買うか」は、その時計の残りの寿命を買うことと同じです。
絶対に避けるべきなのは、個人間取引(メルカリ、ヤフオクなど)や、専門知識のないリサイクルショップです。
こうした場所では、リダン品や内部が水入りで錆びついた個体が、メンテナンスもされずに「現状渡し」で売られています。
安く買えても、購入後すぐに動かなくなり、修理代に10万円以上かかるなんて話はザラにあります。
私が推奨するのは、以下の条件を満たす「アンティークロレックス専門店」で購入することです。

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自社修理工房、または専属の提携工房を持っているか
正規サポートが終了している今、頼りになるのは店の技術力です。
自社で修理部門を持っている店は、仕入れた時計を徹底的にオーバーホールしてから販売していますし、購入後のトラブルにも迅速に対応してくれます。
また、独自のルートで純正パーツをストックしていることも多く、部品交換が必要な際も安心です。
長期保証が付帯しているか
自信のない時計に長期保証は付けられません。
「3ヶ月保証」や「保証なし」ではなく、最低でも「1年」、できれば「3年」や「無期限修理保証」などを謳っている店を選びましょう。
これは、店側がその時計の品質に責任を持っている証拠です。
多少価格が高くても、こうした専門店で買うことは、結果的に一番安上がりな「保険」になります。
店員さんの知識も豊富なので、「このモデルの弱点はどこですか?」「文字盤はオリジナルですか?」と質問攻めにして、誠実に答えてくれるかを確認するのも良いでしょう。
買取価格の傾向と資産価値の維持
最後に、将来もし手放すことになった場合の「出口戦略」についても触れておきましょう。
アンティークロレックスは、現行のスポーツモデルのように「買った翌日に2倍になる」ような投機商品ではありません。
しかし、大きく値崩れしにくい「安定資産」としての側面は持っています。
買取価格を左右する最大の要因は、やはり「オリジナリティ(純正状態)」と「コンディション」です。
特に評価されるのが、「ノンポリッシュ(未研磨)」に近い個体です。
傷を消すためにケースを磨きすぎると、ラグ(ベルトを固定する足)が痩せて細くなり、時計全体のフォルムが崩れてしまいます。
コレクターは、多少の小傷があっても、ケースのエッジがバキッと立っている肉厚な個体を好みます。

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逆に、社外パーツを使って修理してしまった個体や、文字盤をリダンしてしまった個体は、買取の際に大幅な減額対象、あるいは買取不可となるケースが多いです。
修理の際は、多少高くても可能な限り純正パーツ(中古含む)を探してくれる修理店に依頼することが、資産価値を守ることにつながります。
付属品の有無
当時の保証書(ギャランティ)や箱が残っていると、それだけで買取価格が5万円〜10万円、レアモデルならそれ以上アップすることがあります。
もし付属品付きの個体に出会えたら、それは運命だと思って確保することをおすすめします。
ロレックスのアンティークはなぜ安いのか総括
ロレックスのアンティークがなぜ安いのか、その理由はお分かりいただけたでしょうか。
「防水性や機能が現代の水準に達していない」「メーカー修理終了による維持管理のリスクがある」「市場に数が多く、希少性が低いモデルが多い」といったネガティブな要素が、価格を抑制する要因となっていました。
しかし、見方を変えれば、この「安さ」は私たちにとって大きなチャンスでもあります。
現行モデルが投機対象となり、正規店から姿を消してしまった今、30万円〜50万円という現実的な価格で、腐っても「ロレックス」という世界最高峰のブランドを腕に巻くことができるのです。
不便さを「味」として愛し、水濡れに注意しながら大切に扱う。
そして、信頼できる専門店というパートナーを見つける。
これさえできれば、アンティークロレックスは、使い捨てのスマートウォッチにはない、あなたの人生に寄り添う温かい相棒となってくれるはずです。
リスクを正しく理解し、納得した上で選んだ一本は、きっと価格以上の満足感を与えてくれるでしょう。

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