ごきげんよう。With-Time、運営者の「桐生」です。
2026年に入り、世界的なインフレや需要の波に揉まれながらも、ますます過熱の一途をたどる高級時計市場。
その中でも、シンプルさを極めた「究極の実用時計」として、不動の地位を確立しているのがロレックスのエクスプローラーⅠです。
このページに辿り着いたあなたは、きっと「エクスプローラーⅠを定価で手に入れたい」という強い想いを抱きながらも、「本当に正規店で買えるのだろうか?」「店員さんに相手にされないのではないか?」といった不安や焦燥感を感じているのではないでしょうか。
正規店での在庫確認や購入制限に関する最新のルール、あるいは「ロレックスマラソン」と呼ばれる店舗巡回のコツや入荷タイミングといった情報は、日々刻々と変化しています。
インターネット上には2026年の最新情報から数年前の古い噂までが混在しており、情報の取捨選択だけでも一苦労ですよね。
私自身も一人の時計愛好家として、正規店の重厚な扉を開ける時の緊張感や、在庫なしを告げられた時の徒労感は痛いほどよく分かります。
だからこそ、表面的な攻略法ではなく、現在の市場環境に基づいた現実的かつ誠実な戦略を共有したいと考えています。
この記事では、2026年1月の価格改定情報から、最新の購入制限ルールの詳細、そして私が実際に店舗に通う中で感じた「店員さんとの信頼構築」のヒントまでを網羅的に解説します。
皆様の「定価購入」というゴールに向けた、確かな羅針盤となれば幸いです。

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チェックリスト
- 2026年の新定価と最新の市場相場がわかる
- 36mmと40mmの違いと選び方を比較できる
- 「1人1本」など最新の購入制限ルールを把握できる
- 正規店で買える確率を上げる服装や会話術を学べる
2026年にロレックス エクスプローラーⅠを定価で買う方法
まずは、敵を知り己を知ることから始めましょう。
2026年現在、ロレックスを取り巻く環境は、数年前とは比べ物にならないほど激変しています。
かつてのように「運良く店に行けばショーケースに並んでいる」という牧歌的な時代は完全に過ぎ去りました。
現在では、経済的な背景、ロレックス社のブランド戦略、そして転売対策としての厳格なルールが複雑に絡み合っています。
これらを無視して闇雲に店舗を回っても、徒労に終わる可能性が高いのが現実です。
ここでは、価格の推移から最新の規制事情まで、購入計画の土台となる重要情報を深掘りして解説していきます。
2026年改定後の定価と最新相場
2026年1月1日、ロレックスは世界的な原材料費の高騰や人件費の上昇、そして為替変動のリスクに対応するため、再び大規模な価格改定(値上げ)を実施しました。
これにより、エクスプローラーⅠもかつての「頑張れば手の届く高級時計」という価格帯から、名実ともに「ハイクラスなラグジュアリーウォッチ」へとシフトしています。
これから購入を目指す私たちは、まずこの新しい価格基準を直視し、予算計画を立て直す必要があります。
具体的に数字を見ていきましょう。
36mmモデルであるRef. 124270の定価は、前年の約110万円から約117万7,000円へと引き上げられました。
また、40mmモデルのRef. 224270に至っては、約124万1,900円となり、ついにステンレスモデルのエントリー機でありながら120万円の大台を突破しています。
わずか数パーセントの値上げに見えるかもしれませんが、金額にすれば約7万円強の上昇です。
これは決して小さな額ではありませんよね。
| モデル | 旧定価(2025) | 新定価(2026.1〜) | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| Ref. 124270 (36mm) | 1,104,400円 | 1,177,000円 | 約6.6% |
| Ref. 224270 (40mm) | 1,166,000円 | 1,241,900円 | 約6.5% |
しかし、ここで注目すべきは二次流通市場(並行輸入店や中古市場)での実勢価格との関係です。
定価が上がったことで、並行価格との差は縮まったのでしょうか? 答えは「No」です。
正規店での入手難易度が高止まりしているため、並行市場では依然として定価を大きく上回る「プレミアム価格」で推移しています。
2026年1月現在、新品の並行輸入価格は、36mmモデルで155万円〜170万円前後、40mmモデルでは流通量の少なさも相まって160万円〜180万円前後で取引されています。
つまり、定価で購入できた瞬間に、約40万円から50万円近い「含み益」が発生する状態にあるのです。

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この「定価で買うこと自体が、即座に経済的なメリットを生む」という構造こそが、転売目的の購入者を呼び寄せ、純粋な時計ファンが購入しづらくなっている最大の要因です。
もちろん、私たちは転売目的で買うわけではありません。
しかし、万が一手放すことになったとしても、購入価格以上で売却できる可能性が高いという「資産性」は、高額な買い物をする上での大きな安心材料になります。
(出典:ロレックス公式サイト)
※記載している価格や相場情報は、2026年1月中旬時点の独自リサーチに基づく目安です。
市場相場は日々変動するため、最新の正確な情報は必ずご自身でも複数のソースで確認することをお勧めします。
36mmと40mmの現行モデル比較
現在、エクスプローラーⅠを購入しようとする際、最初にぶつかる壁が「サイズ選び」です。
「どちらのサイズを狙うべきか」というのは、多くのランナーにとって悩ましい問題ですよね。
しかし、これを明確にしておくことは、単に好みの問題だけでなく、正規店スタッフに「この人は本当に時計が好きで、自分に合うものを探している」と認識させるための極めて重要な鍵となります。
まず、Ref. 124270(36mm)についてです。
これはエクスプローラーの歴史的傑作であるRef. 1016やRef. 114270のサイズ感に原点回帰したモデルと言えます。
特筆すべきは、その絶妙な装着感です。
日本人の平均的な手首周り(約16cm〜17.5cm)には、この36mmというサイズが「あつらえたようにフィットする」と評判です。
ケースの厚みやラグの幅も計算し尽くされており、スーツやシャツの袖口にもスムーズに収まります。
「時計に着けられている」のではなく「時計を着こなしている」という、大人の余裕と奥ゆかしさを演出できるのが最大の魅力でしょう。
往年のロレックスファンや、ヴィンテージモデルを知る愛好家からの支持が絶大であることも特徴です。
対して、2023年にラインナップに加わったRef. 224270(40mm)は、現代的なスポーツウォッチのニュースタンダードです。
36mmモデルのデザインバランスを崩すことなく、そのままスケールアップしたような精悍な顔つきをしています。
文字盤の面積が広いため、視認性は抜群です。
特に夜光塗料(クロマライト)の面積も増えているため、暗所での実用性は36mmモデルを凌駕します。
Tシャツやデニムといったラフなカジュアルスタイルにも負けない存在感があり、体格の良い方や、時計をファッションの主役として楽しみたい方にはこちらが適しているでしょう。

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また、内部に搭載されているムーブメントは、どちらも最新鋭の「Cal. 3230」です。
ロレックスの技術の粋を集めたこのムーブメントは、約70時間(約3日間)のパワーリザーブを誇ります。
金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝にまだ動いているという利便性は、ビジネスパーソンにとって非常に大きなメリットです。
サイズ選びのアドバイス
正規店でスタッフに在庫を尋ねる際、「どちらでもいいから欲しい」と言うのは避けましょう。
「私の手首は細めなので、クラシックな36mmを探しています」や「普段カジュアルな服が多いので、存在感のある40mmが欲しいです」といった具合に、具体的な理由を添えて指名することが大切です。
これにより、転売屋との差別化が図れるだけでなく、スタッフとの会話のきっかけも生まれます。
規制強化で買えるようになった実態
「最近、ロレックスが以前より少しだけ買えるようになった気がする」という声を、SNSやブログで見かけたことはありませんか?
実はこれ、単なる都市伝説や個人の感想ではなく、ある種の真実を含んでいます。
その背景にあるのが、2024年末から2025年にかけて段階的に導入・強化されたとされる「全モデル購入制限(1人1本ルール)」の存在です。
かつて、購入制限の対象となっていたのは、デイトナやサブマリーナ、GMTマスターIIといった一部の超人気プロフェッショナルモデルのみでした。
しかし、最新のルールでは、正規店で取り扱う「ほぼすべてのモデル」が制限の網にかかっていると言われています。
具体的には、一度ロレックスの時計(モデルを問わず)を正規店で購入すると、その後一定期間(一般的には6ヶ月間と言われています)は、同一店舗のみならず、データベースを共有する系列店を含めて、新たな時計を購入することができなくなるのです。

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このルールの導入意図は明確です。
それは、資金力に物を言わせて組織的に買い占めを行う「転売ヤー」や「並行業者」の排除です。
これまでは、転売業者が複数のアルバイト(買い子)を雇い、毎日店舗を回らせて在庫を根こそぎ買っていく「ローラー作戦」が横行していました。
しかし、この新ルールにより、「1人が半年間に買えるのは1本だけ」という物理的な制約が課されたため、転売業者の仕入れ効率は劇的に低下しました。
その結果、何が起きているかというと、在庫の回転率が正常化しつつあるのです。
転売ヤーが買い占めていた分の在庫が、我々のような一般の愛好家に回ってくる確率が確実に上がっています。
もちろん、依然として需要が供給を上回っている状況に変わりはありませんし、「行けば必ず買える」という甘い状況ではありません。
しかし、以前のような「何年通っても一度も実機を見ることすらできない」という絶望的な状況からは、確実に一歩前進しています。
また、人気モデルであるエクスプローラーⅠには、さらに厳しい「同一リファレンスの再購入不可(5年間)」というルールも適用されていると考えられます。
これは、一度Ref. 124270を購入したら、向こう5年間は同じモデルを買えないというものです。
これにより、同じ人が何度も同じ時計を買って転売するという行為は事実上不可能です。
ルールが厳しくなればなるほど、真剣に一生モノの時計を探している私たちにとっては、実は「追い風」になっているということを忘れないでください。
海外市場と国内在庫の状況
視野を少し広げて、海外のロレックス市場と日本国内の状況の違いについても触れておきましょう。
グローバルな視点で見ると、時計市場のトレンドは微妙に変化しています。
アメリカや中国、欧州の一部では、景気後退の懸念や金利上昇の影響を受け、二次流通価格(プレ値)のバブルが弾けつつあるという報告があります。
それに伴い、一部の国や地域では、正規店での入手難易度が以前より緩和され、ショーケースにプロフェッショナルモデルが並ぶ光景も見られるようになったと言われています。
「それなら、海外旅行のついでに買えばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、現実はそう甘くありません。
日本国内と同様、あるいはそれ以上に、海外の正規店では「現地居住者優先(Locals Only)」の方針を徹底しています。
多くの国で、購入履歴のない旅行者がふらっと立ち寄って人気モデルを購入することは、ほぼ不可能に近いのが現状です。
ウェイティングリスト(予約待ち)制度がある国でも、登録できるのは現地IDを持つ人のみというケースがほとんどです。
一方、日本国内の状況はどうでしょうか。
残念ながら、日本では依然として在庫争奪戦が激化しています。
その大きな要因の一つが「歴史的な円安」です。
海外から見れば、日本の定価設定は為替の影響で非常に「割安」に映ります。
免税手続きを行えばさらに安くなるため、インバウンド(訪日外国人観光客)による需要が爆発的に増えています。
銀座や新宿の正規店に行くと、開店前から多くの外国人観光客が列を作っている光景を目にするでしょう。
しかし、日本の正規店側も手をこまねいているわけではありません。
多くの店舗で「転売対策」および「国内顧客の保護」の観点から、明らかに旅行者である客層への販売を制限する傾向が見られます。
在庫確認の際に、日本の身分証明書の提示を求められたり、日本語でのコミュニケーション能力を確認されたりするのはそのためです。
海外購入のリスクについて
仮に運良く海外で買えたとしても、帰国時の関税(消費税等)の申告が必要です。
無申告は脱税となり、重いペナルティが課されます。
また、保証書の日付や名前の記載ルールも国によって異なるため、基本的には日本の正規店で、担当者と信頼関係を築きながら購入することをおすすめします。
正規店での買える確率を上げる技
では、この激戦区である日本国内の正規店で、具体的にどうすれば「買える確率」を上げることができるのでしょうか。
巷で囁かれるような「裏口入学」的な魔法の裏技はありませんが、確率論として勝率を高めるための「正攻法」は確実に存在します。
それは、店員さんという「ゲートキーパー」に対し、いかにして「この人に売っても大丈夫だ」という安心感を与えるかに尽きます。

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まず最も重要なのは、自分が「転売リスクのない顧客」であることを、行動と態度で証明することです。
正規店のスタッフは、毎日何十人、何百人という客の相手をしており、「転売ヤー」特有の雰囲気や言動を敏感に察知します。
例えば、「何かスポーツモデルありますか?」という漠然とした聞き方や、在庫がないと分かった瞬間に態度が悪くなる客は、即座にブラックリスト(心理的なもの含む)入りです。
効果的なアプローチの一つとして、「名刺を渡して身分を明かす」という方法があります。
これは自分が何者であるかをオープンにし、逃げ隠れしない姿勢を示すことに繋がります。
また、最も強力なのが「家族やパートナーと一緒に来店する」ことです。
「結婚10周年の記念に」「昇進のお祝いに妻と選びに来た」といった具体的なライフイベントと絡めたストーリーは、店員さんの感情に強く訴えかけます。
実際に、一人で通っていた時は全く出なかったのに、奥様を連れて行ったその日に在庫が出てきたという報告は枚挙にいとまがありません。
さらに、来店のタイミングも戦略的に選びましょう。
土日祝日は来店客数が圧倒的に多く、店員さんも接客に追われて疲弊しています。
そんな中でじっくりと信頼関係を築くのは至難の業です。
狙い目は、比較的客足が落ち着く「平日の火曜日・水曜日」や、多くの人が出歩くのを控える「雨や雪などの悪天候の日」です。
「足元の悪い中、わざわざ来てくれた」という事実は、それだけであなたの熱意を伝える材料になります。
そして何より、「在庫確認」を単なる作業にしないことです。
「ありますか?」「ないです」の往復だけでは、人間関係は生まれません。
「前回接客していただいた○○さんの説明が分かりやすくて、また来ました」「実はこの時計、仕事のこういうシーンで使いたいんです」といった、店員さんとの「対話」を楽しむ余裕を持ってください。
その余裕こそが、転売ヤーにはない「時計愛好家としての品格」として店員さんの目に映るはずです。
ロレックス エクスプローラーⅠを定価で買う方法の実践
ここからは、さらに踏み込んだ実践編です。
実際に店舗を回る「マラソン」の日々において、あなたは様々な選択や誘惑に直面することになります。
「他のモデルでもいいのではないか?」「どんな格好で行くのが正解なのか?」。
ここでは、現場で迷わないための具体的な戦術と、心構えについて詳しくお伝えします。
サブマリーナとの難易度比較
エクスプローラーⅠを狙っていると、必ずと言っていいほど比較対象に挙がるのが「サブマリーナ」です。
どちらもロレックスを代表するスポーツモデルですが、この二つの間には、入手難易度において明確かつ大きな「壁」が存在します。
結論から申し上げますと、サブマリーナの方が圧倒的に難易度が高いです。
サブマリーナは、ダイバーズウォッチのアイコンとして世界的な知名度を誇り、デイトナに次ぐほどの人気モデルです。
時計に詳しくない人でも「ロレックスといえばサブマリーナ」と答えるほどで、指名買いの数が桁違いに多いのが特徴です。
そのため、入荷しても右から左へと瞬殺される状態で、購入制限の枠など関係なく、常に争奪戦が繰り広げられています。
一方、エクスプローラーⅠはどうでしょうか。
もちろん人気モデルであることに変わりはありませんが、そのデザインは「究極のシンプル」。
派手さや分かりやすい高級感を求める層(特に成金的なアピールを好む層や、一部の海外富裕層)からは、あえてスルーされる傾向があります。
ここに勝機があります。
サブマリーナやデイトナ一本狙いのライバルたちがひしめく中で、「私はエクスプローラーⅠの、この実用性と歴史的背景が好きなんです」という通な姿勢を示すことができれば、店員さんにとって「分かっているお客様」として好感触に繋がることが多いのです。
難易度は高いですが、サブマリーナよりは現実的なターゲットと言えるでしょう。
デイトジャストも購入制限の対象
マラソンを続けていると、ふと「プロフェッショナルモデルが全然買えないなら、とりあえずデイトジャストでもいいかな」という誘惑に駆られる瞬間があるかもしれません。
デイトジャストも素晴らしい時計ですが、ここで注意が必要なのが、先述した「全モデル購入制限」のルールです。
2026年現在、多くの正規店系列では、デイトジャストも「1人1本」の購入制限枠に含まれています。
もし、あなたが妥協してデイトジャストを購入してしまった場合、その購入実績がシステムに登録され、「向こう半年間は、本命のエクスプローラーⅠを含むいかなる時計も買えない」というロックがかかる可能性が極めて高いのです。

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最悪のケースは、デイトジャストを買った翌週に、ずっと探していたエクスプローラーⅠが入荷したのに、制限のせいで売ってもらえないというパターンです。
これは悔やんでも悔やみきれません。
「繋ぎ」で買った時計のせいで、運命の出会いを逃してしまっては本末転倒です。
本当に欲しいのがエクスプローラーⅠなのであれば、目の前の誘惑に負けず、初志貫徹することを強くおすすめします。
その一途な姿勢もまた、店員さんの心を動かす要素になります。
調査!定価で買えるモデルはあるか
「じゃあ、現状で予約もなしにふらっと店に行って、定価ですぐに買えるモデルはあるの?」という素朴な疑問を持つ方もいるでしょう。
残念ながら、2026年現在のロレックス正規店において、ショーケースに並んでいて即購入可能なモデルは、一部の小ぶりなレディースモデルや、ダイヤモンドをふんだんに使った数百万円〜一千万円クラスのハイジュエリーモデルを除いて「ほぼない」と考えておいた方が無難です。
ステンレススチールのメンズモデルに関しては、エクスプローラーに限らず、オイスターパーペチュアルやエアキングといったエントリーモデルですら、在庫があれば奇跡というレベルです。
たまに「検品中」の札が外れてショーケースに並ぶ瞬間に出くわすこともありますが、それは隕石に当たるような確率です。
ここで重要なのは、「定価で買えるモデルを探す」というマインドセット自体が、正規店攻略においてはマイナスに働くことがあるという点です。
「何でもいいからロレックスが欲しい」「買えるものなら何でも買う」という態度は、店員さんから見れば「転売商材を探している人」と区別がつきません。
結果として、バックヤードに在庫があっても案内されないという事態を招きます。
「定価で買えるものを探す」のではなく、「自分が心から欲しいモデル(エクスプローラーⅠ)を、定価で買うために通い続ける」という意識の転換が必要です。
購入に向けた服装と来店頻度
最後に、意外と見落としがちですが、合否を分ける重要な要素である「外見」と「頻度」についてお話しします。
ロレックス正規店は、街の時計屋さんではなく、一流の高級ブティックです。
明文化されたドレスコードはありませんが、TPO(時と場所と場合)をわきまえた服装は必須です。
私が推奨するのは、「清潔感のあるビジネスカジュアル」です。
なにも高級ブランドのスーツで固める必要はありません。
襟付きのシャツにスラックス、あるいは体に合ったジャケットを羽織るだけでも、相手に与える印象は劇的に良くなります。
足元も重要で、汚れたスニーカーではなく、磨かれた革靴や綺麗な靴を選びましょう。
逆に、上下スウェット、ダメージジーンズ、ビーチサンダル、あるいは過度にロゴが主張する派手なストリートウェアは避けた方が賢明です。
これらは、残念ながら転売組織の「買い子(並び屋)」の典型的な服装と重なることが多く、店員さんの警戒レベルを無駄に上げてしまいます。

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そして、来店頻度についてです。
「毎日通えば熱意が伝わる」と信じて日参する方もいますが、これは諸刃の剣です。
あまりに頻繁に来店し、毎回「ないですか?」「ないです」のやり取りだけをして帰るのは、店側からすれば業務の妨げになりかねず、「迷惑な客(あるいはストーカー)」と認定されるリスクがあります。
適切な頻度は、「週に1〜2回」程度だと私は考えます。
これくらいの間隔であれば、店員さんに「また来てくれたな」と認識してもらいつつ、迷惑がられない絶妙なバランスを保てます。
できれば、「毎週水曜日の夕方」など、決まった曜日や時間帯に通うことで、特定のシフトに入っている店員さんと顔なじみになる作戦が有効です。
顔を覚えてもらえれば、向こうから「今日は生憎在庫がございませんが、またお待ちしていますね」と声をかけてくれるようになり、距離がグッと縮まります。
ロレックス エクスプローラーⅠを定価で買う方法を総括
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回は、2026年の市場環境に基づいた「ロレックス エクスプローラーⅠを定価で買う方法」について、かなり踏み込んで解説させていただきました。
価格改定による値上げや、購入制限ルールの厳格化は、一見すると私たちにとってネガティブな壁に見えます。
しかし、見方を変えれば、それは転売ヤーという最大のライバルを市場から退場させ、真の愛好家が購入できるチャンスを広げてくれるポジティブな変化でもあります。
大切なのは、市場のメカニズムを正しく理解し、焦らず、腐らず、転売リスクのない優良な顧客として誠実に振る舞い続けることです。

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「在庫確認」という名のマラソンは、時に孤独で、徒労感に襲われることもあるでしょう。
しかし、諦めずに通い続けた先で、正規店の個室に通され、トレーに乗ったエクスプローラーⅠと対面した瞬間の喜びは、何物にも代えがたい体験です。
その時計には、あなたが費やした時間と情熱、そして担当してくれた店員さんとの物語が刻み込まれるからです。
皆様の左腕に、人生を共にする最高の実用時計が輝く日が来ることを、心から応援しています。

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免責事項
本記事に記載されている価格、在庫状況、購入ルール等の情報は、執筆時点(2026年1月)の独自調査および推測に基づくものです。
ロレックス社の方針変更や各正規販売店の判断により、予告なく変更される場合があります。
本記事は正規店での購入を確約するものではありません。
最終的な購入判断および行動は、ご自身の責任において行ってください。
